リコーダーと料金

大人になってから何か楽器をやってみたいと思う方は多いです。音を出すまでに、1曲マスターするまでに膨大な時間とエネルギーを消費するとなると、挫折しそうになります。そんな大人たちにぴったりな楽器がリコーダーです。リコーダーというと「学校教材」のイメージがあまりに強く刷り込まれてしまった、あわれな（？）楽器の一つと言えるかもしれないですが、リコーダーは本来バロック時代を中心に大活躍したクラシック音楽における由緒正しき木管楽器です。実際多くの人が小学校ではソプラノ、中学校ではアルトのリコーダーを吹いたことと思います。つまり、すでに経験ありの楽器なのです。それなら大人が改めて始めるには、かなりハードルが低くなります。

70代から始めても、しっかりと上達していき、バロック時代の名曲がきれいに吹けるようになります。小学生もたった半年～1年で学校の先生よりうまくなることがあります。社会人、大人の方は、リコーダーの温かみのある音色に惹かれる人もいれば、子どものころに慣れ親しんだ楽器だけにとっつきやすいと思います。また、何人かでアンサンブルをするのも楽しいです。

最初は昔懐かしいプラスチックの楽器からスタートできるので、数千円でマイ楽器を手にできます。

大人として憧れるのは、木製リコーダーですが、入門レベルのものなら、3万円～10万円代ぐらいで手にできます。プロが使用するものでも20万円くらいからあります。ピアノやバイオリンに比べるとリーズナブルです。